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恋病
ふりがな文庫
“恋病”のいろいろな読み方と例文
旧字:
戀病
読み方
割合
こいわずらい
75.0%
こひやまひ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こいわずらい
(逆引き)
見る眼にもいじらしいほどだったというンですが、これがほんとうの
恋病
(
こいわずらい
)
とでもいうンでしょう、見る影もなく痩せほそって今年の五月十七日に影のようになって死んでしまった。
顎十郎捕物帳:20 金鳳釵
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
さあ
驕
(
おご
)
れ、手も無くそれは
恋病
(
こいわずらい
)
だと、ここで言われた訳ではありませんから、小宮山は人の意気事を
畏
(
かしこ
)
まって聞かされたのでありまする、勿論容体を聞く気でありますから、お雪の方でも
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
恋病(こいわずらい)の例文をもっと
(3作品)
見る
こひやまひ
(逆引き)
伯父といふものは
借金
(
かり
)
を拵へたり、
恋病
(
こひやまひ
)
に
取
(
と
)
つ
憑
(
つか
)
れたり、猫に
祟
(
たゝ
)
られたりする
甥
(
をひ
)
にとつては、少くとも一人は無くてならない実用品なのである。伯父は言つた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
お常はとうと
恋病
(
こひやまひ
)
に取つ憑かれた。徳三郎がお初の似顔絵を
抱
(
だ
)
いたまゝ、
焦
(
こが
)
れ
死
(
じに
)
に死にかゝつた。娘の不心得を
怒
(
いか
)
つた両親も、
末期
(
まつご
)
の哀れさに、
伝手
(
つて
)
をもとめて徳三郎を招いた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
恋病(こひやまひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
恋
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
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恋
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恋人
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恋愛
恋歌
恋慕
恋仇
恋煩
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