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御用人
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ごようにん
ふりがな文庫
“
御用人
(
ごようにん
)” の例文
しているから、唯ちょいと寄って見たのさ。もう五つ過ぎだ。早く帰らなけりゃならない。
御用人
(
ごようにん
)
がなかなかやかましいから
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
吉左衛門の家は村でも一番大きい本陣のことだから言うまでもないが、金兵衛の
住居
(
すまい
)
にすら二人の
御用人
(
ごようにん
)
のほかに上下合わせて八十人の人数を泊め、馬も二匹引き受けた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
嘉川家の
御用人
(
ごようにん
)
平左衞門殿の申さるゝには御
手討
(
てうち
)
になりたる者ゆゑ此方にて
取置
(
とりおき
)
たり
然樣
(
さやう
)
存
(
ぞん
)
ずべしとのことで御座りましたが其平左衞門と申人は
恐
(
おそろ
)
しい人で
大層
(
たいそう
)
な
見識
(
けんしき
)
にて私しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「伊賀井の
御用人
(
ごようにん
)
、竹林金吾という方が、ひどくお君を
憎
(
にく
)
がっていたそうです」
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
實
(
じつ
)
は、
此
(
これ
)
は、
御用人
(
ごようにん
)
の
御新姐樣
(
ごしんぞさま
)
に。」
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
「
實
(
じつ
)
は
此
(
これ
)
は、
御用人
(
ごようにん
)
の
御新造樣
(
ごしんぞさま
)
に。」
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“御用人(
用人
)”の解説
用人(ようにん)は、江戸時代の武家の職制のひとつで、主君の用向きを家中に伝達して、庶務を司ることを主たる役目とし、有能な者から選ばれることが多かった。御用人(ごようにん)とも。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“御用”で始まる語句
御用
御用達
御用聞
御用窯
御用捨
御用提灯
御用向
御用状
御用召
御用心