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後始末
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あとしまつ
ふりがな文庫
“
後始末
(
あとしまつ
)” の例文
友人の訪問や、震災
後始末
(
あとしまつ
)
に関するかれこれの要務を兼ねて、焼け跡の復興気分を見てまわる。まず番町から丸の内へ行く。
震災後記
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
そうすれば、
俺
(
おれ
)
は、もう一
度
(
ど
)
この
村
(
むら
)
に
帰
(
かえ
)
って、みんな
家
(
うち
)
も
圃
(
はたけ
)
も
売
(
う
)
って、
後始末
(
あとしまつ
)
をつけて
出直
(
でなお
)
すつもりだ。そして、
旅
(
たび
)
で一
生
(
しょう
)
を
送
(
おく
)
ることにしよう。
おかしいまちがい
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
僕らはこういう静かさの中に——高山植物の花の香に交じったトックの血の
匂
(
にお
)
いの中に
後始末
(
あとしまつ
)
のことなどを相談しました。
河童
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
今夜夜通しに
後始末
(
あとしまつ
)
をしてからのことに決めて、皆がそんなことに奔走している時、源氏は
心経
(
しんぎょう
)
を唱えながら、静かに考えてみるとあわただしい一日であった。
源氏物語:13 明石
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
震災
後始末
(
あとしまつ
)
のためだ。途中二ヵ所の徒歩連絡には閉口だが、この間の篠の井廻りでかなり弱らされたのと、一つは東海道線の被害をも視察したいというのがこの東海道線を選んだ理由だ。
震災後記
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
“後始末”の意味
《名詞》
物事が済んだ後の処置や整理。
(出典:Wiktionary)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
始
常用漢字
小3
部首:⼥
8画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世