形態けいたい)” の例文
しかすべてに共通けうつうした手法しゆはふ方針はうしんは、由來ゆらい化物ばけもの形態けいたいには何等なんら不自然ふしぜん箇所かしよがある。それを藝術げいじゆつちから自然しぜんくわさうとするのが大體だい/\方針はうしんらしい。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
植物のもつ美のうちで、最も鋭く私達の感覚に触れるものは、その植物の形態けいたいや色彩による視覚しかく的美であろう。それから嗅覚きゅうかく的美、味覚みかく的美といった順序ではないかと思う。
季節の植物帳 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
細身さいしん柳腰りうえうの人、形態けいたいかぜにも堪へざらむ、さまでに襲着かさねぎしてころ/\見悪みにくからむを恐れ、裾と袖口と襟とのみ二枚重ねて、胴はたゞ一枚になし、以て三枚襲に合せ、下との兼用につるなり
当世女装一斑 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
さうしてみなみうちきはめてぼんやりとして形態けいたいあらはれてまたかくれた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)