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座中
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ざちう
ふりがな文庫
“
座中
(
ざちう
)” の例文
水にて洗ひ落せば這は如何に弟九郎兵衞なりしかば
座中
(
ざちう
)
の人々
惘
(
あき
)
れ
果
(
はて
)
て
皆
(
みな
)
脱々
(
ぬけ/\
)
に歸りける
組頭
(
くみがしら
)
の兩人は
據
(
よんど
)
ころなく跡に
殘
(
のこ
)
りて兄九郎右衞門は
相良
(
さがら
)
へ
突出
(
つきだ
)
すと云うを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
流
(
なが
)
し
素人連中
(
しろうとれんぢう
)
にも
上手
(
じやうず
)
の人々は我も/\と
聲
(
こゑ
)
自慢
(
じまん
)
もあれば又
節
(
ふし
)
自慢
(
じまん
)
もあり最も
賑
(
にぎ
)
はふ其が中に今宵城富は
國姓爺合戰
(
こくせんやかつせん
)
鴫
(
しぎ
)
と
蛤
(
はまぐり
)
の
段
(
だん
)
を語りけるに
生得
(
しやうとく
)
美音
(
びおん
)
の事なれば
座中
(
ざちう
)
鳴
(
なり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“座中”の意味
《名詞》
座敷の中。
会合、集会をしている中。
芸能などの一座の仲間。
(出典:Wiktionary)
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“座”で始まる語句
座
座蒲団
座敷
座頭
座主
座布団
座右
座敷牢
座興
座蒲團