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庇髮
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ひさしがみ
ふりがな文庫
“
庇髮
(
ひさしがみ
)” の例文
新字:
庇髪
聊
(
いさゝか
)
も
其
(
そ
)
の
平常
(
ふだん
)
の
化粧
(
けしやう
)
と
違
(
たが
)
ふことなかりしとぞ。
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
の
庇髮
(
ひさしがみ
)
、あの
夥
(
おびたゞ
)
しく
顏
(
かほ
)
に
亂
(
みだ
)
れたる
鬢
(
びん
)
のほつれは
如何
(
いかに
)
、
果
(
はた
)
してこれ
何
(
なん
)
の
兆
(
てう
)
をなすものぞ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
同じ教會の信者だといふハイカラな女學生が四五人、時々野村を訪ねて來た。其中の一人、背の低い、鼻まで
覆被
(
おつかぶ
)
さる程
庇髮
(
ひさしがみ
)
をつき出したのが、或時朝早く野村の室から出て便所へ行つた。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
庇
漢検準1級
部首:⼴
7画
髮
部首:⾽
15画
“庇”で始まる語句
庇
庇護
庇髪
庇合
庇様
庇間
庇護者
庇下
庇蔭
庇陰