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幼心
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をさなごころ
ふりがな文庫
“
幼心
(
をさなごころ
)” の例文
その三畳の
格子
(
かうし
)
の前のところで、軽い
艶
(
なまめ
)
かしい駒下駄の音が来て留つた。かれは
幼心
(
をさなごころ
)
にもそれが誰だかちやんと知つてゐた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
茹栗
(
ゆでぐり
)
、
燒栗
(
やきぐり
)
、
可懷
(
なつか
)
し。
酸漿
(
ほうづき
)
は
然
(
さ
)
ることなれど、
丹波栗
(
たんばぐり
)
と
聞
(
き
)
けば、
里
(
さと
)
遠
(
とほ
)
く、
山
(
やま
)
遙
(
はるか
)
に、
仙境
(
せんきやう
)
の
土産
(
みやげ
)
の
如
(
ごと
)
く
幼心
(
をさなごころ
)
に
思
(
おも
)
ひしが。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
幼
常用漢字
小6
部首:⼳
5画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“幼”で始まる語句
幼
幼児
幼少
幼稚
幼馴染
幼子
幼兒
幼穉
幼稚園
幼顔