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平氏
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へいし
ふりがな文庫
“
平氏
(
へいし
)” の例文
「わるいことをいうな。けだし国音
家令
(
かれい
)
は
鰈
(
かれい
)
に通ずればなりか。
瓶子
(
へいし
)
は
平氏
(
へいし
)
に通じ、
醋甕
(
すがめ
)
は
眇
(
すがめ
)
に通ず。おもしろい。ハッハハハハ」
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
ところが、将軍職名は、
頼朝
(
よりとも
)
このかた、
源系
(
げんけい
)
の者に限るような慣例になっている。秀吉は信長の家臣として、
平氏
(
へいし
)
を
称
(
とな
)
えていたので工合が悪い。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鶴見はそれを手がかりとして、更に
平氏
(
へいし
)
撰と称されている『
伝暦
(
でんりゃく
)
』を
披
(
ひら
)
いて見た。静岡からこの地に舞い戻って来た当時古本屋をあさって『五教章』の講義と共に、最初に購ったのがこの書である。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
小松平重盛公
(
こまつたいらのしげもりこう
)
のお血すじ、さらに、
溯
(
さかのぼ
)
れば、畏れ多くも、
平氏
(
へいし
)
は
桓武天皇
(
かんむてんのう
)
よりわかれ給うところ、申さば、金枝玉葉の御血の
雫
(
しずく
)
をすら、今のお身に伝えておうけなされているのでござりますぞ。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伊勢
平氏
(
へいし
)
いらいの
関
(
せき
)
一族や、大和の奥の地方でも、大塔ノ宮の募兵に応じて
起
(
た
)
ったものが日ましにその勢いを増して来たというし、おなじ気運の兆は、頻々と、諸国からここへ響きつたわっていた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“平氏”の意味
《名詞》
平 氏(へいし)
平の姓を名乗った一族。平家。
(出典:Wiktionary)
“平氏”の解説
平氏(たいらうじ、へいし、へいじ たいらし)は、日本の皇別氏族で、平(たいら)の姓を賜姓された氏族。姓(カバネ)は朝臣。
平安時代前期に創設された氏族であり、桓武平氏を含め4つの流派がある。家紋は揚羽蝶を中心に使用した。
(出典:Wikipedia)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
“平”で始まる語句
平
平常
平生
平素
平和
平坦
平伏
平地
平日
平家