寢亂ねみだ)” の例文
聲を掛けたのは、まさに親分の錢形平次、寢亂ねみだれた八五郎の姿を見上げて、面白さうに、ニヤリニヤリと笑つて居ります。
其奴そいつが、がさ/\と寢臺ねだいしたはひつて、ゆかうへをずる/\と引摺ひきずつたとると、をんな掻卷かいまきからうでしろいて、わたしはうへぐたりとげた。寢亂ねみだれてちゝえる。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)