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ねみだ
ふりがな文庫
“ねみだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寢亂
66.7%
臥乱
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寢亂
(逆引き)
聲を掛けたのは、まさに親分の錢形平次、
寢亂
(
ねみだ
)
れた八五郎の姿を見上げて、面白さうに、ニヤリニヤリと笑つて居ります。
銭形平次捕物控:142 権八の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其奴
(
そいつ
)
が、がさ/\と
寢臺
(
ねだい
)
の
下
(
した
)
へ
入
(
はひ
)
つて、
床
(
ゆか
)
の
上
(
うへ
)
をずる/\と
引摺
(
ひきず
)
つたと
見
(
み
)
ると、
婦
(
をんな
)
が
掻卷
(
かいまき
)
から
二
(
に
)
の
腕
(
うで
)
を
白
(
しろ
)
く
拔
(
ぬ
)
いて、
私
(
わたし
)
の
居
(
ゐ
)
る
方
(
はう
)
へぐたりと
投
(
な
)
げた。
寢亂
(
ねみだ
)
れて
乳
(
ちゝ
)
も
見
(
み
)
える。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ねみだ(寢亂)の例文をもっと
(2作品)
見る
臥乱
(逆引き)
与十の妻は黙って小屋に引きかえしたが、真暗な小屋の中に
臥乱
(
ねみだ
)
れた子供を乗りこえ乗りこえ
囲炉裡
(
いろり
)
の所に行って
粗朶
(
そだ
)
を一本提げて出て来た。仁右衛門は受取ると、口をふくらましてそれを吹いた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ねみだ(臥乱)の例文をもっと
(1作品)
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