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寡
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くわ
ふりがな文庫
“
寡
(
くわ
)” の例文
川口村は
水口村
(
みづくちむら
)
の
誤
(
あやまり
)
で下総の岡田郡である。将門はこゝで自から奮戦したが、官と賊との名は異なり、多と
寡
(
くわ
)
との
勢
(
いきほひ
)
は
競
(
きそ
)
は無いで退いた。秀郷貞盛は息をつかせず攻め立てた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
僕は二年生か三年生かの時、
矢代幸雄
(
やしろゆきを
)
、
久米正雄
(
くめまさを
)
の
二人
(
ふたり
)
と共にイギリス文学科の教授方針を攻撃したり。場所は
一
(
ひと
)
つ
橋
(
ばし
)
の学士会館なりしと覚ゆ。僕等は
寡
(
くわ
)
を以て衆にあたり、大いに
凱歌
(
がいか
)
を奏したり。
その頃の赤門生活
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“寡”の意味
《名詞》
(カ)少数派。少人数。
(やもめ)夫を失った女。
(出典:Wiktionary)
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
“寡”を含む語句
寡言
寡婦
寡聞
鰥寡
寡人
言葉寡
多寡
寡黙
衆寡
寡勢
寡少
寡欲
寡兵
寡慾
寡居
鰥寡孤独
寡婦暮
口寡
寡作
寡口
...