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寡居
ふりがな文庫
“寡居”の読み方と例文
読み方
割合
かきょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきょ
(逆引き)
いくばくもなく夫死し、
寡居
(
かきょ
)
みずから守る云々というもので、要するに、夫を養い後家をとおした烈婦だというにある。
蓮月焼
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
その頃御本家では、
葵
(
あおい
)
の御紋を附けていられた夫人がお亡くなりで、お子様もなく、
寡居
(
かきょ
)
しておられました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
いずれを
蹈
(
ふ
)
み破るも
難
(
かた
)
ければ、今はただいつまでもかく
寡居
(
かきょ
)
していつまでも佐太郎に訪わるるこそせめて世に
存
(
ながら
)
うる
甲斐
(
かい
)
ならめ、しかれどもすでに黄金に余れる彼、いつまで妻なくてあるべき
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
寡居(かきょ)の例文をもっと
(4作品)
見る
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
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