“かきょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
家居56.3%
寡居25.0%
科挙12.5%
火炬6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大阪郊外池田山のふもと家居かきょした彼女は、汽車に乗っただけで、郊外から郊外へ移って来たほど気が軽かった。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
何ら美妙の感覚に触れたる事なく、また縁側えんがわ袖垣そでがき、障子、箪笥たんす等の日本的家居かきょ及び什器じゅうきに対して
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
いくばくもなく夫死し、寡居かきょみずから守る云々というもので、要するに、夫を養い後家をとおした烈婦だというにある。
蓮月焼 (新字新仮名) / 服部之総(著)
その頃御本家では、あおいの御紋を附けていられた夫人がお亡くなりで、お子様もなく、寡居かきょしておられました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
旅費に窮している世高は、そこで世話になって科挙かきょに応ずることになり、読書に心をひそめていたが、やがてその日がきたので、試験に応じてみると及第して高科にぬきんでられた。
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
宣揚は従来いままでにない幸福を感じて、夫人を傍からはなさなかったが、朝鮮の風習として結婚した両班の子弟は、すぐ山寺へ往って独居生活を始め、科挙かきょに応ずることのできるように学問文章をおさめることになっているので、宣揚もしかたなく夫人を家に残して山寺へ往った。
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
すなわち兵を率いて滹沱こだを渡り、旗幟きしを張り、火炬かきょを挙げ、おおいに軍容をさかんにして安と戦う。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)