“いえい”の漢字の書き方と例文
語句割合
家居100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それより、かの所へ行きしは昼過ぎにて、その辺りの家居いえいをのぞきおれども、碁を打ちておる家も見えず。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
しかしさいわいと何事も無く翌日になったが、昨日きのうの事がなんだか気にかかるので、矢張やはり終日家居いえいして暮したが、その日も別段変事もおこらなかった、すると、その翌日丁度ちょうど三日目の朝
鬼無菊 (新字新仮名) / 北村四海(著)
忠臣蔵にはこの近くのかいどうにいのししぎが出たりするように書いてあるからむかしはもっとすさまじい所だったのであろうがいまでもみちの両側にならんでいるかやぶき屋根の家居いえいのありさまは阪急沿線の西洋化した町や村を
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)