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寡居
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かきょ
ふりがな文庫
“
寡居
(
かきょ
)” の例文
いくばくもなく夫死し、
寡居
(
かきょ
)
みずから守る云々というもので、要するに、夫を養い後家をとおした烈婦だというにある。
蓮月焼
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
その頃御本家では、
葵
(
あおい
)
の御紋を附けていられた夫人がお亡くなりで、お子様もなく、
寡居
(
かきょ
)
しておられました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
いずれを
蹈
(
ふ
)
み破るも
難
(
かた
)
ければ、今はただいつまでもかく
寡居
(
かきょ
)
していつまでも佐太郎に訪わるるこそせめて世に
存
(
ながら
)
うる
甲斐
(
かい
)
ならめ、しかれどもすでに黄金に余れる彼、いつまで妻なくてあるべき
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
三十以上まだ四十にも足らぬ身を以て
寡居
(
かきょ
)
は甚だ宜しからず。
新女大学
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“寡”で始まる語句
寡婦
寡
寡言
寡聞
寡兵
寡黙
寡人
寡慾
寡勢
寡欲