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じつじ
ふりがな文庫
“
実事
(
じつじ
)” の例文
旧字:
實事
猶
(
なほ
)
、此儀は、弥左衛門殿
直
(
ぢき
)
に見受けられ候趣にて、村方嘉右衛門殿、藤吾殿、治兵衛殿等も、其場に居合されし由に候へば、
千万
(
せんばん
)
実事
(
じつじ
)
たるに紛れ無かる可く候。
尾形了斎覚え書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
○さて此
標準
(
へうじゆん
)
を
得
(
え
)
たる
実事
(
じつじ
)
をきゝしに、北海はいづれの所も冬にいたれば常に北風
烈
(
はげ
)
しく
礒
(
いそ
)
へ物をうちよする、
椎谷
(
しひや
)
はたきものにとぼしき所ゆゑ
貧民
(
ひんみん
)
拾ひ取りて
薪
(
たきゞ
)
となす事常なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さて
捕方
(
とりかた
)
の事を言ひ付けると、三人共思ひも掛けぬ様子で、
良
(
やゝ
)
久しく顔を見合せて考へた上で云つた。平山が
訴
(
うつたへ
)
はいかにも
実事
(
じつじ
)
とは信ぜられない。例の
肝積持
(
かんしやくもち
)
の放言を
真
(
ま
)
に受けたのではあるまいか。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
○さて此
標準
(
へうじゆん
)
を
得
(
え
)
たる
実事
(
じつじ
)
をきゝしに、北海はいづれの所も冬にいたれば常に北風
烈
(
はげ
)
しく
礒
(
いそ
)
へ物をうちよする、
椎谷
(
しひや
)
はたきものにとぼしき所ゆゑ
貧民
(
ひんみん
)
拾ひ取りて
薪
(
たきゞ
)
となす事常なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
(以上北越奇談の説)
偖
(
さて
)
茲
(
こゝ
)
に
夜光珠
(
やくわうのたま
)
の
実事
(
じつじ
)
あり。
我
(
われ
)
文政二年卯の春
下
(
しも
)
越後を
歴遊
(
れきいう
)
せしをり、三嶋郡に入り
伊弥彦
(
やひこ
)
明神を
拝
(
をがみ
)
、
旧知識
(
きうちき
)
なれば高橋
光則翁
(
みつのりをう
)
を
尋
(
たづね
)
しに、翁大によろこびて
一宿
(
いつしゆく
)
を
許
(
ゆる
)
しぬ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
(以上北越奇談の説)
偖
(
さて
)
茲
(
こゝ
)
に
夜光珠
(
やくわうのたま
)
の
実事
(
じつじ
)
あり。
我
(
われ
)
文政二年卯の春
下
(
しも
)
越後を
歴遊
(
れきいう
)
せしをり、三嶋郡に入り
伊弥彦
(
やひこ
)
明神を
拝
(
をがみ
)
、
旧知識
(
きうちき
)
なれば高橋
光則翁
(
みつのりをう
)
を
尋
(
たづね
)
しに、翁大によろこびて
一宿
(
いつしゆく
)
を
許
(
ゆる
)
しぬ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“実事”で始まる語句
実事談
実事求是