“威勢(めをひ)” の例文
或(あるひ)は其頃(そのころ)の威勢(めをひ)は素晴(すばら)しきものにて、いまの華族(くわぞく)何(なん)として足下(あしもと)へも依(よ)らるゝ物(もの)でなしと、口(くち)濘(すべ)らして遽(あわたゞ)しく唇(くちびる)かむもをかし、夫(それ)に比(くら)べて今(いま)の活計(くらし)は、火(ひ)の消(きえ)しも同(おな)じことなり
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)