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如来
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によらい
ふりがな文庫
“
如来
(
によらい
)” の例文
旧字:
如來
本堂の
如来
(
によらい
)
さま驚きて台座より
転
(
まろ
)
び
落給
(
おちたま
)
はんかと危ぶまるるやうなり、
御新造
(
ごしんぞ
)
はいまだ四十の上を幾らも越さで、色白に髪の毛薄く、
丸髷
(
まるまげ
)
も小さく結ひて見ぐるしからぬまでの人がら
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一念
(
いちねん
)
弥陀仏
(
みだぶつ
)
、
即滅
(
そくめつ
)
無量
(
むりやう
)
罪障
(
ざいしやう
)
と聞けど、わが如き極重悪人の罪を救はれざらむ事、もとより覚悟の前ぞかし。
南無
(
なむ
)
摩里阿
(
マリア
)
如来
(
によらい
)
。南無摩里阿如来と両手を合はせて打泣き/\方丈に帰り来りつ。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
斯法
(
しほふ
)
タルヤ
則
(
すなは
)
チ
如来
(
によらい
)
ノ
肝心
(
かんじん
)
、
衆生
(
しゆじやう
)
ノ
父母
(
ぶも
)
、国ニ於テハ
城塹
(
じやうざん
)
、人ニ於テハ
筋脈
(
きんみやく
)
ナリ、是ノ大元帥ハ都内ニハ十
供奉
(
ぐぶ
)
以外ニ伝ヘズ、諸州節度ノ宅ヲ出ヅルコトナシ、縁ヲ表スルニソノ霊験不可思議
也
(
なり
)
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
つゞいて奥に
寂然
(
じやくねん
)
として端座してゐる本尊の
如来
(
によらい
)
の像を微かに照した。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
如来
(
によらい
)
の
失敗
(
しくじり
)
10・16(夕)
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“如来”の解説
如来(にょらい)とは、サンスクリットのタターガタ(sa: तथागत, tathāgata)の漢訳であり、語義は諸説あるが、仏教で釈迦や諸仏の称呼に用いられる。
仏陀の10の称号である十号の一つ。如来を総名として十号の内に数えない場合もある(十号#異説を参照)。
(出典:Wikipedia)
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“如来”で始まる語句
如来様
如来仏
如来像
如来荘
如来蔵
如来常住
如来座像
如来正徧知
如来尊号甚分明