トップ
>
大
>
オホ
ふりがな文庫
“
大
(
オホ
)” の例文
兄に対して
大
(
オホ
)
ある如く、弟に対して
稚
(
ワカ
)
を用ゐて、次位の高級神女を示す風から見れば、弟にも多数と次位の一人とを使ひわけたのだ。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
花
(
ハナ
)
タチハ キイタ コトノ アル コヱダト オモツテ ミルト、ウマヤノ マドニ
大
(
オホ
)
キナ ヤサシイ ウマノ カホガ ノゾイテ ヲリマシタ。
ウマヤノ ソバノ ナタネ
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
モンコチヤンハソンナコトハシリマセンカラ
大
(
オホ
)
トクイデス。
バウシ ノ ユクヘ
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
兄に対して
大
(
オホ
)
あるごとく、弟に対して
稚
(
ワカ
)
を用いて、次位の高級神女を示す風から見れば、弟にも多数と次位の一人とを使いわけたのだ。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
大
(
オホ
)
キナ デンデン
蟲
(
ムシ
)
ノ セナカニ ウマレタバカリノ
小
(
チヒ
)
サナ デンデン
蟲
(
ムシ
)
ガ ノツテ ヰマシタ。
小
(
チヒ
)
サナ 小サナ スキトホルヤウナ デンデン
蟲
(
ムシ
)
デシタ。
デンデンムシ
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
どこから來るとも訣らないが、墓地から來るとは言はぬらしい。小濱島では、
大
(
オホ
)
やまとから來ると言うて居るから、海上の國を
斥
(
サ
)
すのであらう。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「ボウヤ ボウヤ。モウ、アサダカラ、メヲ ダシナサイ。」ト、
大
(
オホ
)
キナ デンデン
蟲
(
ムシ
)
ガ ヨビマシタ。
デンデンムシ
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
此等の、沢山の「おし」の中、唯天圧神の外、殆例を見ない程、「おし」は「
大
(
オホ
)
」或は「大きし」に通じるのである。此事は、宣長も古事記伝に論じてゐる。
形容詞の論:――語尾「し」の発生――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「ボウヤノ アタマノ トコロニ
大
(
オホ
)
キナ モノガ アルデセウ?」ト オカアサンガ キヽマシタ。
デンデンムシ
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
けれども古事記を見ると、
おしころわけ
(
忍許呂別
)
、
おしくま
(
忍熊
)
王、忍穂井、忍坂などゝいふ語が多くみえて居る。このおしについては古事記伝にこれらのおしを
大
(
オホ
)
の意にといてある。
用言の発展
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
海の彼方なる
大
(
オホ
)
やまと——又は、あんがまあと言ふ国があると考へたのが変じて、其行事又は群行の名としたのらしい——から、祖霊の男女二体及び、其他故人になつた村人の亡霊の来る日を
翁の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
大
(
オホ
)
しくじりをやりましたのをとり除けますと。
芝居に出た名残星月夜
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
“大”を含む語句
大丈夫
大人
大概
大海
大洋
大神
大方
大切
大家
大分
大通
大臣
大変
大将
大根
大嫌
大地
大略
大王
大食
...