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團右衞門方
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だんゑもんかた
ふりがな文庫
“
團右衞門方
(
だんゑもんかた
)” の例文
其
(
そ
)
の一
日前
(
にちまへ
)
の
暮方
(
くれがた
)
に、
千助
(
せんすけ
)
は、
團右衞門方
(
だんゑもんかた
)
の
切戸口
(
きりどぐち
)
から、
庭前
(
ていぜん
)
へ
𢌞
(
まは
)
つた。
座敷
(
ざしき
)
に
御新姐
(
ごしんぞ
)
が
居
(
ゐ
)
る
事
(
こと
)
を、
豫
(
あらかじ
)
め
知
(
し
)
つての
上
(
うへ
)
。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
(
そ
)
の一
日前
(
にちまへ
)
の
暮方
(
くれがた
)
に、
元二
(
げんじ
)
は
團右衞門方
(
だんゑもんかた
)
の
切戸口
(
きりどぐち
)
から
庭前
(
にはさき
)
へ
𢌞
(
まは
)
つた、
座敷
(
ざしき
)
に
御新造
(
ごしんぞ
)
が
居
(
ゐ
)
る
事
(
こと
)
を
豫
(
あらかじ
)
め
知
(
し
)
つての
上
(
うへ
)
で。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ト
此
(
こ
)
の
團右衞門方
(
だんゑもんかた
)
に
飼猫
(
かひねこ
)
の
牡
(
をす
)
が一
疋
(
ぴき
)
、これははじめから
居
(
ゐ
)
たのであるが、
元二
(
げんじ
)
が
邸内
(
ていない
)
へ
奉公
(
ほうこう
)
をしてから
以來
(
いらい
)
、
何處
(
どこ
)
から
來
(
き
)
たか、むく/\と
肥
(
ふと
)
つた
黒毛
(
くろげ
)
で
艶
(
つや
)
の
好
(
い
)
い
天鵝絨
(
びろうど
)
のやうな
牝
(
めす
)
が
一
(
ひと
)
つ
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
團
部首:⼞
14画
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
衞
部首:⾏
16画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“團右衞門”で始まる語句
團右衞門