トップ
>
回
>
か
ふりがな文庫
“
回
(
か
)” の例文
こゝに於てか伯の全心は、基督教を最初の純朴なる位地に
回
(
か
)
へす事に注ぎたり。其小説の
中
(
うち
)
に一箇の偶人をやとうて、言はしめて曰く
トルストイ伯
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
いろいろ思い
回
(
か
)
えして見れば、女工や鉱婦や淫売婦達が虐げられている事実など空ふく風に、華やかな電燈の下で音楽と酒と
白粉
(
おしろい
)
の香に陶酔して、制度の桎梏も
女給
(新字新仮名)
/
細井和喜蔵
(著)
今を
距
(
さ
)
ること三十年、一度び他村との交通を開きてより、
忽
(
たちま
)
ち衰廃して前日の強盛は夢の如く、泡の如く、再び
回
(
か
)
へすべからざるものとなりぬ。
国民と思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
然れども
基督
(
キリスト
)
の本旨は善人を救ふにあらず、不善を善に
回
(
か
)
へすにあれば、われは始めに
染汚
(
せんを
)
の慾情を以て入り来りしものも、
後
(
のち
)
には極めて浄潔なる聖念に満たさるゝ様にならん事を願ふなり。
各人心宮内の秘宮
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
往々にして是等の風流客を追ひ
回
(
か
)
へすことあるは。
心機妙変を論ず
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
“回”を含む語句
迂回
回想
回復
回々
回顧
回転
一回
今回
数回
回向院
挽回
旋回
奪回
幾回
回々教
二回
回教
回護
思回
回向
...