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呉服店
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ごふくてん
ふりがな文庫
“
呉服店
(
ごふくてん
)” の例文
唐物屋
(
とうぶつや
)
だの
呉服店
(
ごふくてん
)
などに、どんなにきれいなものがかざってあっても、今の清造にはなんの
興味
(
きょうみ
)
もありません。
金物屋
(
かなものや
)
や
桶屋
(
おけや
)
はそれ以上に用のないものでした。
清造と沼
(新字新仮名)
/
宮島資夫
(著)
他にも二人の客がその
後
(
うしろ
)
からおりて来たが、物の影の走るように彼の傍を通り抜けて電車の前を横切り、大塚早稲田方面の電車の停まる
呉服店
(
ごふくてん
)
の
角
(
かど
)
の方へ走って往った。
青い紐
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
生
(
い
)
きた
人形
(
にんぎょう
)
が、
店飾
(
みせかざ
)
りになったといううわさが四
方
(
ほう
)
に
広
(
ひろ
)
まりますと、
町
(
まち
)
の
人々
(
ひとびと
)
は、みんな、一
度
(
ど
)
それを
見
(
み
)
ようと
前
(
まえ
)
へやってきたので、この
呉服店
(
ごふくてん
)
の
前
(
まえ
)
は、いつもにぎやかでありました。
生きた人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
北国寄りのF——町の表通りに、さまで大きくはないがしっかりした
呉服店
(
ごふくてん
)
の
老舗
(
しにせ
)
があった。お
蘭
(
らん
)
という
娘
(
むすめ
)
があった。四郎はこの娘が好きでF——町へ来ると、きっとこの呉服店へ立寄った。
みちのく
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ちょうど、その
日
(
ひ
)
のことであります。
青年
(
せいねん
)
が、
呉服店
(
ごふくてん
)
へたずねてきました。
生きた人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
呉服店
(
ごふくてん
)
の
主人
(
しゅじん
)
というのは、
気軽
(
きがる
)
なおもしろい
人
(
ひと
)
でした。
生きた人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“呉服店(
呉服商
)”の解説
呉服商(ごふくしょう)は、日本において「呉服」とも称される、和服の販売に関わる商業事業者、商人。歴史的には、江戸時代に規模の拡大や業態の大きな改革を経て、明治時代以降における近代的な百貨店の発達の基礎を築いた。
現代においては、呉服屋、呉服店、呉服専門店、呉服小売商などとも称される。
(出典:Wikipedia)
呉
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
服
常用漢字
小3
部首:⽉
8画
店
常用漢字
小2
部首:⼴
8画
“呉服”で始まる語句
呉服屋
呉服
呉服橋
呉服物
呉服船
呉服町
呉服商
呉服聖
呉服商賣
呉服問屋