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合間々々
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あひま/\
ふりがな文庫
“
合間々々
(
あひま/\
)” の例文
そして彼は三度同じ言葉を繰り返して、口を
利
(
き
)
く
合間々々
(
あひま/\
)
に、段々と、灰の色よりも蒼ざめて來た。彼は自分が何をしてゐるか、殆んど知らないやうだつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
見
(
み
)
ると
彼
(
かれ
)
は
左
(
ひだり
)
の
手
(
て
)
で
頻
(
しき
)
りに
薪
(
まき
)
を
差
(
さ
)
し
易
(
か
)
へながら、
右
(
みぎ
)
の
手
(
て
)
に
黒
(
くろ
)
い
表紙
(
へうし
)
の
本
(
ほん
)
を
持
(
も
)
つて、
用
(
よう
)
の
合間々々
(
あひま/\
)
に
夫
(
それ
)
を
讀
(
よ
)
んでゐる
樣子
(
やうす
)
であつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
宜道
(
ぎだう
)
に
書物
(
しよもつ
)
の
名
(
な
)
を
尋
(
たづ
)
ねた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
けれども
鎭
(
しづま
)
つた
合間々々
(
あひま/\
)
に、はつきりしないけれども
哀
(
かな
)
しげにそれが聞えて來るのです。とう/\私は遠くで犬が吠えてゐるに相違ないと思ひました。それが止んだときにはほつとしました。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
彼女が
忙
(
せは
)
しく立働いてゐるのを——一番よい
珈琲
(
コーヒー
)
茶碗を載せたお茶盆を取り出したり、パンをきつてバタをつけたり、お茶のお菓子を燒いたり、またその
合間々々
(
あひま/\
)
には小さいロバァトやジエィンを
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
々
3画
々
3画
“合間”で始まる語句
合間
合間合間