“可煩(うるせ)” の例文
「いけ可煩(うるせ)え畜生(ちくしやう)ぢやねえか、畜生(ちくしやう)!」と、怒鳴(どな)つて、笠(かさ)を拂(はら)つてむつくりと半身(はんしん)起上(おきあが)つて、透(す)かして見(み)ると何(なに)も居(を)らぬ。其(そ)の癖(くせ)四邊(あたり)にかくれるほどな、葉(は)の伸(の)びた草(くさ)の影(かげ)もなかつた。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「いけ可煩(うるせ)え畜生(ちくしやう)ぢやねえか、畜生(ちくしやう)!」
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)