“古主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こしゆ25.0%
こしう25.0%
こしゅ25.0%
こしゅう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけつかはすべきの由奉行所より町役人へ内意も之有これありむね古主こしゆ松平越後守殿へ聞え早々歸參となり元知もとち五百石に復し物頭役申付られ忠義を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
天命てんめい是耶ぜか非耶ひかいはるは伯夷傳はくいでん要文えうぶんなるべしこゝに忠義にこつたる彼の久八はから光陰つきひおくれども只千太郎の代に成て呼戻よびもどさるゝをたのしみに古主こしう容子ようす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
商人の仲間入を致しては何うもわし古主こしゅへ帰参の妨げになりまする、今にもお召返しになれば鞍置馬くらおきうままたがり、槍を立って歩く身のうえ、しかるに食い方に困って十夜や祭の縁日なぞに出て
男達おとこだて梅の由兵衛古主こしゅうの息子金谷かなや金五郎に、その情婦にて元は由兵衛の古主にちなみある芸者小さんを身受みうけして添はせんため、百両の金の工面にくるしみし折しも、由兵衛の妻小梅の弟なる長吉が
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)