“こしゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古酒42.9%
古主14.3%
固守14.3%
腰結14.3%
鼓手14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思出おもひで古酒こしゆごとく甘し。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
かけつかはすべきの由奉行所より町役人へ内意も之有これありむね古主こしゆ松平越後守殿へ聞え早々歸參となり元知もとち五百石に復し物頭役申付られ忠義を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
家老中へ直訴ぢきそに及び甚だ不屆ふとゞき至極に付入牢申付べき奴なれ共古主こしゆ九助が事の願ひ忠義らしく聞ゆる故村役人に預け遣はしたり然るに又右體みぎていの儀を申出るだん不埓ふらちなり村役人共其奴を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「そして、あなたは僕と結婚しない積りなんですか? あなたのその決心を固守こしゆするの?」
裳着の腰結こしゆい役を引き受けたにしても、定刻より早く出掛けるようなことをしないはずの人であるが、玉鬘のことを聞いた時から、一刻も早く逢いたいという父の愛が動いてとまらぬ気持ちから
源氏物語:29 行幸 (新字新仮名) / 紫式部(著)
これらはあるいは天の鼓手こしゆ 緊那羅きんならのこどもら
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)