卷物まきもの)” の例文
新字:巻物
御前ごぜんつてゐました、左右さいうから二人ふたり兵士へいし護衞ごゑいされて、王樣わうさまのおそばには、片手かたて喇叭らつぱ片手かたて羊皮紙やうひし卷物まきものつた白兎しろうさぎました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
信仰は呼び——天使は招き——神は命じ給ひ——生命は卷物まきものの如くに捲き收められ——死の門は開いて彼方の永遠を示した。
あやうるはしき卷物まきもの
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
そこ白兎しろうさぎは三たび喇叭らつぱき、それから羊皮紙やうひし卷物まきものひらいて、つぎのやうにみました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)