トップ
>
化猫
ふりがな文庫
“化猫”の読み方と例文
読み方
割合
ばけねこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばけねこ
(逆引き)
たゝみ
目
(
め
)
が
皺
(
しわ
)
一
(
ひと
)
つづゝ、いやな
黄味
(
きみ
)
を
帶
(
お
)
びて、
消
(
き
)
えかゝる
提灯
(
ちやうちん
)
の
影
(
かげ
)
で、ひく/\と
皆
(
みな
)
搖
(
ゆ
)
れる、
猅々
(
ひゝ
)
に
似
(
に
)
て
化猫
(
ばけねこ
)
である。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「その上お内儀のお貞が内氣なのを良いことにして、近頃は町内に
櫓下
(
やぐらした
)
から這ひ出した、
化猫
(
ばけねこ
)
見たいなお染といふ
妾
(
めかけ
)
を圍つて、月の半分は其方へ泊るといふことですよ」
銭形平次捕物控:170 百足屋殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「ニャアン、
鍋島
(
なべしま
)
の猫だよ、
化猫
(
ばけねこ
)
だよ。ゴロニャーン。」
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
化猫(ばけねこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
猫
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
“化猫”の関連語
怪猫
“化”で始まる語句
化
化粧
化物
化身
化石
化膿
化鳥
化生
化転
化性
検索の候補
猫化
猫化郷士
“化猫”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
北原白秋
長谷川時雨
江戸川乱歩
泉鏡花
野村胡堂