トップ
>
勝矜
>
かちほこ
ふりがな文庫
“
勝矜
(
かちほこ
)” の例文
人に対する反抗と
敵愾心
(
てきがいしん
)
のために絶えず弾力づけられていなければ
居
(
い
)
られないような彼女は、小野田の顔を見ると、いきなり
勝矜
(
かちほこ
)
ったように言った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
既
(
すで
)
に
目指
(
めざ
)
す
美女
(
びぢよ
)
を
囚
(
とら
)
へて、
思
(
おも
)
ふがまゝに
勝矜
(
かちほこ
)
つた
対手
(
あひて
)
に
向
(
むか
)
ふて、
要
(
い
)
らぬ
償
(
つくな
)
ひの
詮議
(
せんぎ
)
は
留
(
や
)
めろ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
捕
(
どり
)
なし、
勝矜
(
かちほこ
)
らせて
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
婉曲
(
えんきょく
)
としおらしさとを欠いた女の態度に、男の顔を
潰
(
つぶ
)
されたと云って、川西がぷりぷりして二階へあがって行ってから、お島は
腕節
(
うでぶし
)
の痛みをおさえながら、
勝矜
(
かちほこ
)
ったものの荒い不安を感じた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
勝矜
(
かちほこ
)
らせて
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
勝
常用漢字
小3
部首:⼒
12画
矜
漢検1級
部首:⽭
9画
“勝”で始まる語句
勝
勝手
勝負
勝鬨
勝利
勝軍
勝頼
勝重
勝敗
勝手口