ぢから)” の例文
このミユンヘンの宿で湯にはひつて居て、ふと洗つて遣る子供等がそばに居ない事を思うて覚えず自分は泣くのであつた。我ながら随分辛抱強いと考へて居た自分が今では次第にこらぢからが無くなつてく。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
そのしんこらぢから
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)