トップ
>
分取
>
わけとり
ふりがな文庫
“
分取
(
わけとり
)” の例文
分取
(
わけとり
)
に致し
靱負
(
ゆきへ
)
は日々
遊興
(
いうきよう
)
に
遣
(
つか
)
ひ候により所司代は
不審
(
ふしん
)
におもはれしにや日野家へ御
訊尋
(
たづね
)
の儀有之に付我々兩人差出べき
旨
(
むね
)
掛合
(
かけあひ
)
御座候間右の大金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
密
(
ひそ
)
かに
分取
(
わけとり
)
にして毎日物見遊山に出かけしは是則ち三日極樂とも謂つべし
尤
(
もつと
)
も安田は
強慾
(
がうよく
)
の
曲者
(
くせもの
)
ゆゑ此金子を一向に遣ず佐々木の
奢
(
おごり
)
を見て
苦々
(
にが/\
)
しき事に思ひ御邊斯大金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
致すべしと兩人は一間に入て
内談
(
ないだん
)
するに小兵衞は三吉に
向
(
むか
)
ひ貴樣は
能
(
よく
)
積
(
つも
)
りても見られよ一人二三百兩
分取
(
わけとり
)
なし此の上は各自
家業
(
かげふ
)
に有附べし因ては以後
音信
(
いんしん
)
不通と云事を仁左衞門始三人
堅
(
かた
)
く言葉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“分”で始まる語句
分
分明
分別
分限
分際
分娩
分捕
分限者
分銅
分疏