“わけとり”の漢字の書き方と例文
語句割合
分取100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
分取わけとりに致し靱負ゆきへは日々遊興いうきようつかひ候により所司代は不審ふしんにおもはれしにや日野家へ御訊尋たづねの儀有之に付我々兩人差出べきむね掛合かけあひ御座候間右の大金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ひそかに分取わけとりにして毎日物見遊山に出かけしは是則ち三日極樂とも謂つべしもつとも安田は強慾がうよく曲者くせものゆゑ此金子を一向に遣ず佐々木のおごりを見て苦々にが/\しき事に思ひ御邊斯大金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
致すべしと兩人は一間に入て内談ないだんするに小兵衞は三吉にむかひ貴樣はよくつもりても見られよ一人二三百兩分取わけとりなし此の上は各自家業かげふに有附べし因ては以後音信いんしん不通と云事を仁左衞門始三人かたく言葉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)