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八犬伝
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はつけんでん
ふりがな文庫
“
八犬伝
(
はつけんでん
)” の例文
「どう致しまして、一向結構ぢやございません。結構と云や、先生、
八犬伝
(
はつけんでん
)
は
愈
(
いよいよ
)
出でて、
愈
(
いよいよ
)
奇なり、結構なお出来でございますな。」
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
是
(
これ
)
は
山田
(
やまだ
)
が
前年
(
ぜんねん
)
既
(
すで
)
に一二の
新躰詩集
(
しんたいししう
)
を
公
(
おほやけ
)
にして、
同会社
(
どうくわいしや
)
を
識
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
る
縁
(
えん
)
から
此
(
こゝ
)
へ
持込
(
もちこ
)
んだので、
此
(
この
)
社は
曩
(
さき
)
に
稗史出版会社
(
はいししゆつぱんくわいしや
)
予約
(
よやく
)
の
八犬伝
(
はつけんでん
)
を
印刷
(
いんさつ
)
した事が
有
(
ある
)
のです
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
小説的かも知れんけれど、
八犬伝
(
はつけんでん
)
の
浜路
(
はまじ
)
だ、
信乃
(
しの
)
が
明朝
(
あした
)
は立つて了ふと云ふので、親の目を忍んで
夜更
(
よふけ
)
に
逢
(
あ
)
ひに来る、あの
情合
(
じやうあひ
)
でなければならない。いや、妙だ! 自分の身の上も信乃に似てゐる。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“八犬伝(
南総里見八犬伝
)”の解説
『南総里見八犬伝』(なんそうさとみはっけんでん、南總里見八犬傳)は、江戸時代後期に曲亭馬琴によって著わされた長編小説、後期読本。里見八犬伝、あるいは単に八犬伝とも呼ばれる。
文化11年(1814年)に刊行が開始され、28年をかけて天保13年(1842年)に完結した、全98巻、106冊の大作である。上田秋成の『雨月物語』などと並んで江戸時代の戯作文芸の代表作であり、日本の長編伝奇小説の古典の一つである。
(出典:Wikipedia)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
犬
常用漢字
小1
部首:⽝
4画
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
“八”で始まる語句
八
八幡
八百屋
八釜
八歳
八重
八卦
八百万
八丁堀
八代