“八分目”の読み方と例文
読み方割合
はちぶんめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「難有(ありがた)う。もう沢山。今あれを飲んだの。あんまり奇麗だつたから」と答へて、リリー、オフ、ゼ、ヷレーの漬(つ)けてある鉢(はち)を顧(かへり)みた。代助は此大鉢(おほはち)の中(なか)に水を八分目(はちぶんめ)程張(は)つて置いた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
蛇(くちなは)の料理(れうり)鹽梅(あんばい)を潛(ひそ)かに見(み)たる人(ひと)の語(かた)りけるは、(應(おう))が常住(じやうぢう)の居所(ゐどころ)なる、屋根(やね)なき褥(しとね)なき郷(がう)屋敷田畝(やしきたんぼ)の眞中(まんなか)に、銅(あかゞね)にて鑄(い)たる鼎(かなへ)(に類(るゐ)す)を裾(す)ゑ、先(ま)づ河水(かはみづ)を汲(く)み入(い)るゝこと八分目(はちぶんめ)餘(よ)
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)