しょう)” の例文
ことわざにも、両剛闘えば一しょうありで、魏にとっては、又なき大将を、むざむざ死なせにやるようなことは、国家のため、決して良計とは思われません。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いま孔明のいた陣には八つの門がある。名づけて、きゅうせいしょう、杜、けいきょうかいの八部とし、うち開と休と生の三門は吉。傷と杜と景と死と驚との五門は凶としてある。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
名づけてきゅうせいしょうけいきょうかいの八部をいい、生門、景門、開門から入るときは吉なれど、傷、休、驚の三門を知らずして入るときは、かならず傷害をこうむり、杜門、死門を侵すときは
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)