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俵
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だわら
ふりがな文庫
“
俵
(
だわら
)” の例文
また兵糧
俵
(
だわら
)
のうちには、武器を隠し入れて、わざと追われた様を
作
(
な
)
しながら、わっと、城門内へ逃げこんだものである。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
原
(
はら
)
っぱの
片
(
かた
)
すみの
方
(
ほう
)
は、
草
(
くさ
)
の
茂
(
しげ
)
ったやぶになっていました。そこへは、
近所
(
きんじょ
)
の
人
(
ひと
)
たちが、よく
空
(
あ
)
き
俵
(
だわら
)
や、ごみなどを
捨
(
す
)
てるのです。そのやぶの
中
(
なか
)
をさして
芽は伸びる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、せまい小屋の中を、忙しく見まわしていましたが、土間のすみに、
炭
(
すみ
)
のあき
俵
(
だわら
)
が二つ三つ立てかけてあるのに気づきますと、いきなり、そのそばに近づき、あき俵をパッとはねのけました。
妖怪博士
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“俵”の意味
《名詞》
(たわら) 姓氏の一つ。
(たわら) 藁やカヤなどを編んで作った袋。穀物、炭などを入れる。普通、米俵をいう。
(ひょう) たわら。
(出典:Wiktionary)
“俵”の解説
俵(たわら)は、米などの穀類のほか、塩、魚、木炭、石炭などの輸送や保存のために用いるわらを円筒状に編んだもの。
(出典:Wikipedia)
俵
常用漢字
小6
部首:⼈
10画
“俵”を含む語句
土俵
俵藤太秀郷
空俵
米俵
俵藤太
俵屋
三俵
俵天王
俵右門
桟俵法師
俵形
炭俵
桟俵
穀俵
四斗俵
芋俵
種俵
沙俵
俵町
俵分
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