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空俵
ふりがな文庫
“空俵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あきだわら
57.1%
あきたわら
28.6%
あきだはら
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきだわら
(逆引き)
露八は、淀川に沿って、
枚方
(
ひらかた
)
の方角へと、歩きだした。血か、油か、淀は
鉛色
(
なまりいろ
)
にぎらぎらして、時々、
俯
(
う
)
ッ
伏
(
ぷ
)
せになった幕兵の死骸が
空俵
(
あきだわら
)
みたいにながれて来る。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
空俵(あきだわら)の例文をもっと
(4作品)
見る
あきたわら
(逆引き)
片腕の熊さんは、片腕で
跛
(
びっこ
)
であった。
何時
(
いつ
)
も夜になると私の
家
(
うち
)
の土間に、
空俵
(
あきたわら
)
を敷いてそこで「八」という私の犬と一緒に寝ていた。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
空俵(あきたわら)の例文をもっと
(2作品)
見る
あきだはら
(逆引き)
私はよく近所の兒どもを集めて、あかい夕日のさし込んだ穀倉のなかで、温かな苅麥やほぐれた
空俵
(
あきだはら
)
のかげを二十日鼠のやうに
騷
(
さわ
)
ぎ囘つた。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
空俵(あきだはら)の例文をもっと
(1作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
俵
常用漢字
小6
部首:⼈
10画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
“空俵”のふりがなが多い著者
徳永直
黒島伝治
柳田国男
北原白秋
吉川英治
山本周五郎