“穀俵”の読み方と例文
読み方割合
こくだわら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「昨年、殿と同船して帰国した時は、いかめしいお関船せきぶねで、船中も住居とかわらぬ綺羅きらづくしであったが、旅はむしろこうした商船あきないぶねで、穀俵こくだわら雑人ぞうにんたちと乗合のほうが興味深いものだ」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
馬の背のかます、牛車のうえの穀俵こくだわらなどを、陣屋の兵站部へいたんぶかつぎ込むのだった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)