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信濃町
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しなのまち
ふりがな文庫
“
信濃町
(
しなのまち
)” の例文
何が僕を
一朝
(
いっちょう
)
にして
豹変
(
ひょうへん
)
せしめたか、そのキッカケは、大学三年のときに、省線電車「
信濃町
(
しなのまち
)
」駅の階段を守ったという一事件に発する。
階段
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
信濃町
(
しなのまち
)
では、一同が内山の出した美吉屋の家の図面を見て、その意見に従つて、
東表口
(
ひがしおもてぐち
)
に向ふ
追手
(
おつて
)
と、
西裏口
(
にしうらぐち
)
に向ふ
搦手
(
からめて
)
とに分れることになつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
信濃町
(
しなのまち
)
で同乗した、今一度ぜひ逢いたい、見たいと願っていた美しい令嬢が、中折れ帽や角帽やインバネスにほとんど
圧
(
お
)
しつけられるようになって
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
けれども忘れることのできないのは、
四谷見付
(
よつやみつけ
)
から
信濃町
(
しなのまち
)
へ御所の裏門を通る道で訊問を受けたことであった。
篠笹の陰の顔
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
最近移ったばかりの
信濃町
(
しなのまち
)
の雪枝の
家
(
うち
)
の少し手前で、タキシイを乗り
棄
(
す
)
て、白いレイスの
衿飾
(
えりかざ
)
りのある黒いサテンの洋服を着た葉子は、和装の時ほど顔も姿も
栄
(
は
)
えないので
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
▼ もっと見る
「ハイ。学校を出ますと直ぐに
信濃町
(
しなのまち
)
のK大の耳鼻科に入りましてズット今まで……」
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
その客はおせんの
馴染
(
なじみ
)
で、四谷
信濃町
(
しなのまち
)
に住んでゐる三十
俵
(
ぴょう
)
取
(
ど
)
りの
國原
(
くにはら
)
次郎といふ者である。その晩は次郎ひとりであつたが、その友達の
三上甚五郎
(
みかみじんごろう
)
といふのも時々に連れ立つて来るといふ。
赤膏薬
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
信濃町
(
しなのまち
)
です。」
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
耳の下に小さい
黒子
(
ほくろ
)
のあることも、こみ合った電車の
吊皮
(
つりかわ
)
にすらりとのべた
腕
(
うで
)
の白いことも、
信濃町
(
しなのまち
)
から同じ学校の女学生とおりおり邂逅してはすっぱに会話を交じゆることも
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
信濃町
(
しなのまち
)
の停留場は、割合に乗る少女の少ないところで、かつて一度すばらしく美しい、華族の令嬢かと思われるような少女と膝を並べて牛込まで乗った記憶があるばかり、その後
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
“信濃町”の解説
信濃町(しなのまち)は、長野県上水内郡の町。新潟県に接する。野尻湖や黒姫高原、小林一茶生誕地として知られる。
(出典:Wikipedia)
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
濃
常用漢字
中学
部首:⽔
16画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“信濃町”で始まる語句
信濃町権田原