“信濃町”の読み方と例文
読み方割合
しなのまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何が僕を一朝いっちょうにして豹変ひょうへんせしめたか、そのキッカケは、大学三年のときに、省線電車「信濃町しなのまち」駅の階段を守ったという一事件に発する。
階段 (新字新仮名) / 海野十三(著)
信濃町しなのまちでは、一同が内山の出した美吉屋の家の図面を見て、その意見に従つて、東表口ひがしおもてぐちに向ふ追手おつてと、西裏口にしうらぐちに向ふ搦手からめてとに分れることになつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
信濃町しなのまちで同乗した、今一度ぜひ逢いたい、見たいと願っていた美しい令嬢が、中折れ帽や角帽やインバネスにほとんどしつけられるようになって
少女病 (新字新仮名) / 田山花袋(著)