“信濃路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しなのじ66.7%
しなのぢ22.2%
しなぬぢ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「早えものさ。三年は三年でもおれとおめえが、あの田川たがわの娘芝居に一座して、信濃路しなのじを打ってまわったころとは世の中も変わったぜ」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
信濃路しなのぢに帰りきたりてうれしけれ黄に透りたる茎漬くきづけのいろ (改造)
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
信濃路しなぬぢいま墾道はりみち刈株かりばねあしましむなくつ 〔巻十四・三三九九〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)