“信濃守”の読み方と例文
読み方割合
しなののかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに、出稽古さきの諸家しょけ——松平和泉守いずみのかみ、戸田内膳、堀田信濃守しなののかみ、松平備後守びんごのかみ、板倉伊賀守らから、その係りの人が出席した。
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
十内、齢十七歳、捨ててあった刀を証拠に森の城主——豊後国——久留島くるしま信濃守しなののかみ光通みつのぶに敵討願いを軍右衛門が一子六歳になる清十郎と連署で願出た。
相馬の仇討 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
この寛永の大造営には、酒井さかい備後守びんごのかみ永井ながい信濃守しなののかみ井上いのうえ主計頭かずえのかみ土井どい大炊頭おおいのかみ、この四名連署の老中書付、ならびに造営奉行秋元あきもと但馬守たじまのかみのお触れ書が伝えられている。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)