トップ
>
侘住居
>
わびずまひ
ふりがな文庫
“
侘住居
(
わびずまひ
)” の例文
東京に一泊して悄然として亨一は、伊豆の
侘住居
(
わびずまひ
)
に歸つた。すず子の顏を見ることさへ苦しいのであつた。すず子は
略
(
ほぼ
)
事の結果を推想して居た。
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
侘住居
(
わびずまひ
)
と
申
(
まを
)
します——
以前
(
いぜん
)
は、
北國
(
ほつこく
)
に
於
(
おい
)
ても、
旅館
(
りよくわん
)
の
設備
(
せつび
)
に
於
(
おい
)
ては、
第一
(
だいいち
)
と
世
(
よ
)
に
知
(
し
)
られた
此
(
こ
)
の
武生
(
たけふ
)
の
中
(
うち
)
でも、
其
(
そ
)
の
隨一
(
ずゐいち
)
の
旅館
(
りよくわん
)
の
娘
(
むすめ
)
で、二十六の
年
(
とし
)
に
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
それは、——
其許
(
そこ
)
は——
自分
(
じぶん
)
の
口
(
くち
)
から
申兼
(
まをしか
)
ねる
次第
(
しだい
)
でありますけれども、
私
(
わたし
)
の
大恩人
(
だいおんじん
)
——いえ/\
恩人
(
おんじん
)
で、そして、
夢
(
ゆめ
)
にも
忘
(
わす
)
れられない
美
(
うつく
)
しい
人
(
ひと
)
の
侘住居
(
わびずまひ
)
なのであります。
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
侘
漢検1級
部首:⼈
8画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“侘住”で始まる語句
侘住