伐去きりさ)” の例文
しか勘次かんじはなつてるのはあし爪先つまさき二三じやくの、いま唐鍬たうぐはもつ伐去きりさつてはるかうしろいてそつとてたあとの一てんである。ほこりつちいくらでもうるほひをつたかれあしもとからはたなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)