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伏拝
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ふしおが
ふりがな文庫
“
伏拝
(
ふしおが
)” の例文
旧字:
伏拜
高坂は、
悚然
(
ぞっ
)
として思わず手を
挙
(
あ
)
げ、かつて
婦
(
おんな
)
が我に
為
(
な
)
したる如く
伏拝
(
ふしおが
)
んで
粛然
(
しゅくぜん
)
とした。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
終ると、頼朝は
額
(
ぬか
)
ずいて、鶴ヶ岡八幡のほうを
伏拝
(
ふしおが
)
んだ。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
月影が射したから、
伏拝
(
ふしおが
)
んで、心を
籠
(
こ
)
めて、
透
(
す
)
かし透かし見たけれども、
眗
(
みまわ
)
したけれども、
見遣
(
みや
)
ったけれども、ものの
薫
(
かおり
)
に形あって
仄
(
ほのか
)
に
幻
(
まぼろし
)
かと見ゆるばかり、雲も雪も紫も
偏
(
ひとえ
)
に夜の色に
紛
(
まぎ
)
るるのみ。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
拝
常用漢字
小6
部首:⼿
8画
“伏”で始まる語句
伏
伏見
伏目
伏屋
伏兵
伏勢
伏木
伏眼
伏在
伏樋