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仕掛
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じかけ
ふりがな文庫
“
仕掛
(
じかけ
)” の例文
月野
博士
(
はかせ
)
はロウエル
教授
(
けうじゆ
)
と
同
(
おな
)
じ
考
(
かんが
)
へで
火星
(
くわせい
)
は水が
少
(
すく
)
ない そこで
運河
(
うんが
)
へは火星
人
(
じん
)
が大
仕掛
(
じかけ
)
の
給水
(
きふすゐ
)
ポンプで水をくばるといふのぢや
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
と、一声さけんで、バネ
仕掛
(
じかけ
)
の人形のようにとびあがった。平生おちつきはらっている帆村としては、めずらしい
狼狽
(
ろうばい
)
ぶりだ!
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
西洋
蝋燭
(
ろうそく
)
がばね
仕掛
(
じかけ
)
で管の中からせり上がって来る当時ではハイカラな燭台を使うこともあったが、しかし就寝時の有明けにはずっと後までも行燈を使っていた。
追憶の冬夜
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
その
瞬間
(
しゅんかん
)
、ザクンと
一打
(
ひとうち
)
、大きなくまの手が、かれの右の
額
(
ひたい
)
から頭にかけて打ちおろされた。男は、むちゅうでバネ
仕掛
(
じかけ
)
のようにとび上がって、あとはどうしたのか自分にはわからない。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
実は、山岡屋から殺してくれと頼まれて、
汝
(
てめえ
)
に、喧嘩
仕掛
(
じかけ
)
を吹ッかけたのだが、もうやめて、その代りに、和尚鉄の金には、俺の息もかかっていると思ってくれ。百や二百の
頒
(
わ
)
け前じゃ承知しねえぞ
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
ピートは、ばね
仕掛
(
じかけ
)
の人形のように戦車の中に飛びのったが、そのときまたどどーん、どどーんと、相ついで小爆発が起って、船体がぐらぐらと、動揺した。
地底戦車の怪人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そういうかしこい生物は、人間が想像することのできないほど大
仕掛
(
じかけ
)
の仕事をやってのけるだろう、と思うね
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そうです、この
小室
(
しょうしつ
)
全体が、エレベーター
仕掛
(
じかけ
)
になっているのです。床も天井も壁も、一緒に落ちていくのです。もう今はたいへんなスピードで落ちていますよ。
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“仕掛”で始まる語句
仕掛張
仕掛物
仕掛紐
仕掛独楽
仕掛花火