トップ
>
人違
>
ひとちがひ
ふりがな文庫
“
人違
(
ひとちがひ
)” の例文
日本では昔から男でも女でも、黒子は人物のイダンチテー即ち
人違
(
ひとちがひ
)
でないことを証拠立てる役にしか立たなかつたやうである。
東西ほくろ考
(新字旧仮名)
/
堀口九万一
(著)
「実は、
貴女
(
あなた
)
さまにこんなことをお話しすべき筋であるかどうか、それさへ私には分らないのです、もし、
人違
(
ひとちがひ
)
だつたら、
何
(
ど
)
うか御免下さい。」
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
「もしお
人違
(
ひとちがひ
)
でございましたら御免あそばしまして。
貴方
(
あなた
)
は、あの、もしや荒尾さんではゐらつしやいませんですか」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
見合せ
互
(
たがひ
)
に心中は
今
(
いま
)
江戸表八山に居る天一坊は
多分
(
たぶん
)
此甚之助に相違あるまじくと思ひしが然あらぬ
體
(
てい
)
にて其方の
悴
(
せがれ
)
甚之助は
生
(
うま
)
れ
付
(
つき
)
體面
(
かほだち
)
如何有しやと尋ぬるに甚左衞門私し悴は
疱瘡
(
はうさう
)
重
(
おも
)
く候故其
痕
(
あと
)
面體
(
めんてい
)
に
殘
(
のこ
)
り
甚
(
はなは
)
だ
醜
(
みにく
)
く候と云に
扨
(
さて
)
は
人違
(
ひとちがひ
)
ならんと又問けるは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“人”で始まる語句
人
人間
人々
人気
人形
人数
人魂
人力車
人影
人目