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云事
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いふこと
ふりがな文庫
“
云事
(
いふこと
)” の例文
詞などと云ふやうなものも人の思想を表出するものであるから、正しいと云ふ詞を用ゐるのであります。正しいと
云事
(
いふこと
)
は言へると思ふ。
仮名遣意見
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
凜々
(
りゝ
)
しく
帶
(
たい
)
して如何にも立派なる
武士
(
さぶらひ
)
に
出立
(
いでたち
)
居
(
ゐ
)
たりしかば是はと驚き
然
(
さう
)
云事
(
いふこと
)
なら是非に及ばずと
云直
(
いひなほ
)
し早々此家を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
勝手の事而已云並べ
無恥
(
はすは
)
な者と思されんは
返
(
かへ
)
す/″\も
恥
(
はづ
)
かしやと
面
(
かほ
)
赤
(
あか
)
らめて
詫入
(
わびいる
)
にぞ長八夫婦はナニ/\其樣に
仰
(
おほせ
)
られては却て私し共も面目なし何は兎もあれ然樣
云事
(
いふこと
)
なら直樣是より家主を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
出して申しければ大岡殿は
微笑
(
ほゝゑま
)
れコレ/\其方は
正直者
(
しやうぢきもの
)
と
云事
(
いふこと
)
豫
(
かね
)
て某しも聞及んだり
何
(
なに
)
も
汝
(
なんぢ
)
に惡事有て
調
(
しら
)
べる
譯
(
わけ
)
にてはなし安心せよ今此
調
(
しら
)
べ者に付て其具足櫃を
明
(
あけ
)
んと思へども
合鑰
(
あひかぎ
)
なし是に依て其方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
云
漢検準1級
部首:⼆
4画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“云”で始まる語句
云
云々
云云
云付
云為
云訳
云懸
云出
云掛
云張