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二派
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ふたは
ふりがな文庫
“
二派
(
ふたは
)” の例文
御家来の
内
(
うち
)
二派
(
ふたは
)
に分れ、若様の方を
贔屓
(
ひいき
)
いたすものと、御舎弟前次様を贔屓いたす者とが出来て、お屋敷に騒動の起ることは本にもあれば義太夫にも作って有ります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
両名の争論につづいて、一
統
(
とう
)
の意見も
二派
(
ふたは
)
にわかれ、座中なんとなく騒然としてきたころ——
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朝廷
(
ちょうてい
)
が
二派
(
ふたは
)
に
分
(
わ
)
かれたものですから、
自然
(
しぜん
)
おそばの
武士
(
ぶし
)
たちの
仲間
(
なかま
)
も
二派
(
ふたは
)
に
分
(
わ
)
かれました。
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
議論は
二派
(
ふたは
)
に別れていた。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
此方
(
こちら
)
はお話
二派
(
ふたは
)
になりまして、竹ヶ崎南山の粥河が
賊寨
(
ぞくさい
)
では、かの
夜
(
よ
)
(山三郎と果し合の夜)同類の者一同は寄集り、ずうっと居並んで居ります。前の方にも
側
(
わき
)
の方にも一杯でございます。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
派
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
“二”で始まる語句
二人
二
二十歳
二十
二月
二十日
二日
二重
二個
二間