“二派”の読み方と例文
読み方割合
ふたは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御家来のうち二派ふたはに分れ、若様の方を贔屓ひいきいたすものと、御舎弟前次様を贔屓いたす者とが出来て、お屋敷に騒動の起ることは本にもあれば義太夫にも作って有ります。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
両名の争論につづいて、一とうの意見も二派ふたはにわかれ、座中なんとなく騒然としてきたころ——
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝廷ちょうてい二派ふたはかれたものですから、自然しぜんおそばの武士ぶしたちの仲間なかま二派ふたはかれました。
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)